ファクタリングの中間紹介業者 提携会社へ送客することが目的

ファクタリングは融資に代わる金策として注目されています。資金調達をする方法は売掛債権を第三者に売却して現金を得ます。将来的な負債にならないというメリットがあるため、利用者数は中小企業の経営者を中心に増加傾向です。

ファクタリング取引は、金融機関やクレジット会社ほど知名度は高くありません。どの会社に依頼すれば良いかわからないのも事実です。「ファクタリング会社に申し込みをしたが、他のファクタリング会社を紹介された」ということもあります。

ファクタリング会社はいくつある?

ファクタリング会社やファクタリングに参入する企業数は、年々増加しています。日本ファクタリング協会の発表では全国に約1千社が業務を手掛けていることが分かっています。利用する際、どこのファクタリング会社にすればいいか迷ってしまう人も多いようです。ファクタリングそのものがあまり浸透していないことや、法律的にもきちんと整備されていないことが原因となって、ファクタリング会社を装った悪徳業者も少なくありません。安易にファクタリングで資金調達を考えてしまうとだまされてしまう可能性もあるのです。

利用する前に、ファクタリング会社についての知識を得ることが重要です。

ファクタリング会社3種

ファクタリング会社は3種類に分けられます。

銀行系

銀行やグループ会社が運営しているファクタリング会社です。銀行系ファクタリング会社はメガバンクが100%出資しているので知名度は高く、安定した取引が可能です。

ノンバンク系

クレジット会社や通信業など銀行の他、大手金融機関が親会社となっているファクタリング会社です。親会社が大手のため、資金力と知名度が強みです。

独立系

金融機関が親会社ではない、独立したファクタリング会社です。銀行系ファクタリング会社やノンバンク系ファクタリング会社のように会社の規模が大きくありませんが、小口債権のスピーディーな資金化を強みにしており、利用可能下限額も数十万円程度と使い勝手が良いことも特徴です。

これら3種類のファクタリング会社から、自分に合ったファクタリング会社を選んでいきます。

初めてのファクタリング利用で注意すべきこと

ファクタリングを初めて利用する時、もっとも重要なのはファクタリング会社の情報です。銀行系やノンバンク系には、資金提供を受けている親会社があります。注意すべきは利用者の多い独立系ファクタリング会社です。

独立系ファクタリング会社の手数料には10%〜40%と差があります。中には紹介料という名目で手数料や掛目以外の出費が増える場合もあります。

資金繰りに気をとられ、ファクタリング会社の実態をよく理解しないまま、同系列のファクタリング会社に回され、高額の手数料を取られるケースもあるのです。初めてファクタリング取引を利用するからこそ、検討しているファクタリング会社の実態を調べておくことが賢明な対応といえるのです。

紹介業者の役割とは?

ファクタリングは、貸金業に抵触しないため、悪徳業者がはびこりやすく、注意が必要です。独自に手数料設定が可能なファクタリング業界では、こういった悪徳業者に気付くのが遅れるケースも出てくるのです。
優良な紹介業者は、ファクタリング利用者を不利な状況に導くことはしません。

安心して資金調達できるよう対応してくれるため、少しでも紹介業者の取引内容や社内の雰囲気に違和感を待ったら取引しないことです。

紹介業者の種類

紹介業者の多くは、ファクタリング取引を行なっていない金融コンサルタントであるケースが多いです。企業の財務改善を目的としたコンサル業のかたわらで、財務状況改善のための1つの金策としてファクタリングをチョイスしているのです。

金融コンサルタントは、コンサルティング契約している企業がつぶれてしまうと、報酬をもらうことは難しくなります。そのため、信頼できるファクタリング会社を紹介して、顧客の財務状況を改善してくれるのです。

一方で、ファクタリング会社専門の紹介業者はあまりおすすめできません。1千社以上のファクタリング業を行なっている会社の中から、顧客の希望にマッチしたファクタリング会社を選ぶだけなら、自分でやった方が無駄な出費もかかりません。紹介業者、ファクタリング会社、申込企業の3者がしっかりとwin winにできる紹介業者はごく一部なのです。

送客することで得るものとは?

ファクタリング会社の数は年々増加し、利用者の選択肢も広がりました。しかし、審査に落ちてしまいファクタリングが実行されない場合もあります。資金調達に行き詰まれば、経営にも暗雲が立ち込めてしまう危険性があるのです。紹介業者を利用することで、スムーズに資金調達が可能になります。

ファクタリング会社は直接利用できない?

ファクタリング会社と直接交渉することは可能です。しかし、信用していた売掛先がファクタリング会社の審査に通らず資金調達ができないこともあります。経営に不利な状況が起きてしまい慌てることがないように、素早い資金調達を可能にしてくれる紹介業者の存在を把握しておきましょう。

紹介業者はファクタリングの懸け橋

ファクタリングを断られるケースとして、

  • 売掛先の審査が通らない
  • 継続利用したいが審査に通らなかった

などが挙げられます。

日本でのファクタリング業は、認知度が徐々に上昇してはいますが、金融機関の融資などに比べると利用率も認知度も低いです。紹介業者は、ファクタリングを利用したくてもできない利用者に対し、ファクタリング会社との懸け橋になりスムーズな資金調達を促してくれるのです。

利用者にとってもメリットのあるファクタリング会社の紹介してくれる

ファクタリング会社を紹介してもらうということは、相見積もりを取ることも可能です。ファクタリングは貸金業ではないため、手数料はファクタリング会社が決めています。知らずに高額な手数料を支払ってしまい後で気が付いても遅いのです。

ファクタリング会社を紹介された時、まず紹介先の手数料を確認します。ここで1社目より高額な場合は、他のファクタリング会社を検討しましょう。紹介されたファクタリング会社に納得できない場合は、断る勇気も必要です。

中間紹介業者の目的を把握しておくことが重要

ファクタリング会社から、他の提携しているファクタリング会社を紹介される場合もあります。ファクタリング会社によっては、誠意を持った対応で紹介してくれますが、ほとんどの場合、法外な手数料を請求する目的や断りにくい状況を作り、高額な手数料を請求したり他のファクタリング会社を選べないようにしたりする悪質な業者も存在するのです。

少しでも違和感を覚えたら、ファクタリングを断ることはもちろん、相見積もりをとったりファクタリング会社を変えたりするといった対応も検討してください。