老舗のファクタリング会社は信用度が高い 運営歴は信頼度が高い証

新興会社を含め1000社以上がファクタリング業界でしのぎを削っています。そこで突出して利用者数を増やしているのが、ファクタリングの老舗会社です。
老舗=優良会社=信頼できるというイメージが先行し、利用者数を増やしています。

しかし、ここで疑問が残ります。本当に老舗ファクタリング会社は信頼できる会社なのでしょうか?信頼できるその根拠は?何と比べて信頼できるのか?今回は、老舗ファクタリング会社の信用度について詳しく解説していきます。

老舗=優良業者と言われる理由

日本では知名度の低いファクタリングですが、実は高度経済成長期の頃に日本に導入されていたことをご存知ですか?当時から既に金融機関などでは、ファクタリング取引が行なわれていたことも判明しています。しかし、日本では国民性とも言うべきか、手形取引や現金取引が主流となっていたため、これまであまり日の目を見てこなかったという経緯があります。

老舗のファクタリング会社は優良業者と言うのがファクタリング界の通説です。ではどうして老舗=優良会社というイメージが付いたのでしょうか?

貸金業許可の有無

ファクタリングは貸金業の免許が必要ありません。貸金業許可を得ていなくても、起業できてしまうのです。そのため、悪徳会社や詐欺会社などが、どんどん流入しており、まさいに無法地帯となっている現状があります。

ファクタリング取引自体がそれほどメジャーでは無いため、ファクタリング=怪しいという図式が出来上がってしまっているのです。そこで利用者が目を付けたのが、「貸金業許可の有無」です。本来ファクタリングに必要のない貸金業許可ですが、お金という括りで見ると、一般からはファクタリング=融資のようなものというイメージを持たれているのです。

貸金業許可があれば、イコールお金のエキスパートという風に見えることから、貸金業許可の更新回数が多ければ多いほど、信頼できる会社であると判断されています。

闇金業者の横行が老舗の信頼度を高めた

先ほどの貸金業許可の回数をチェックするのは、本来「闇金業」対策の方法です。2000年初頭にかけて、多くの闇金業者や街金業者が摘発されたり、業務停止などの処分を受けたりしました。その際に多くの報道機関が報じたのが、「貸金業許可更新回数のチェックポイント」です。

例えば、東京都内の会社であれば、「東京都知事(X)第123×××号」という文字列が会社名の下部に表記されています。この(X)に入る数字が大きければ大きいほど、老舗であり、闇金業者ではないと報道されました。

このXは、登録の更新回数を表しているもので、3年毎に更新されXに1ずつ数字が加えられます。例えば、東京都知事(6)第123×××号という表記であれば、3年×6回の更新ということになり18年以上貸金業として営業許可を受けているということになります。

闇金業者などは、この数字が1から増えることはかなり稀です。警察に摘発されそうになったら、さっさと会社を倒産させて、新しい会社を設立するため、いつまでたっても()の中は最初の更新回数である「1」から増えることがありません。

そのため、()内の数字(更新回数)が多い老舗貸金業者が信頼度を高めたのです。

老舗会社の特徴

老舗ファクタリング会社の特徴について詳しく解説していきます。あくまでも、一般論としての特徴ですので、最終的にはご自身の眼でチェックすることを忘れないでください。

取引経験が豊富

一番重要なのが、ファクタリング取引の経験値です。ファクタリングは、業種別や取引方法別など、様々なケースがあります。建設業や小売業などはもちろん、医療介護系ファクタリングの取引件数なども豊富な業者は、手続きがスムーズに進むだけではなく、継続利用に伴って手数料をサービスしてくれる場合もあります。

公式ホームページなどで、どれだけ「手数料は業界最安値の〇%!」と言っていても、取引経験値が少ない会社は、手続きにも時間がかかり、手数料も相場通りの金額になる場合がほとんどです。老舗の優良業者は、そういった大言壮語なホームページが無くとも、多くの顧客から支持されているのが特徴といえます。

柔軟な対応をしてくれる

老舗ファクタリング会社の特徴として、申込企業のニーズに合わせた柔軟な対応をしてくれる場合が多いことが挙げられます。特に着目すべきは、申込から入金までの流れの中で、もっとも手間のかかる「審査」の部分です。

もちろん審査を行なった上でファクタリング取引が行なわれますが、企業によっては審査に持っていくための時間などが限られている場合もあります。特に中小企業は社長も働き手として業務に従事しているケースが多いため、金策をする時間自体が取れないといった問題も起こり得ます。

老舗ファクタリング会社は、そういった申込企業の泣き所を的確にカバーしてくれる会社が多いです。出張面談や出張契約はもちろん、電話一本やFAX一枚で入金まで済ませてくれる会社もあります。手数料や資金化までのスピードも重要ですが、申込企業の状況に柔軟に対応できる老舗会社も、優良会社であるといえますね。

老舗会社はファクタリング会社選びの基準になるのか?

老舗ファクタリング会社の特徴を挙げましたが、では本当にファクタリング会社選びの基準会社になるのでしょうか?先ほどとは違った視点で老舗会社を考察していきます。

老舗=優良ではない場合も

老舗だからといって、優良会社ではない可能性もあります。まず挙げられるのが、貸金業許可更新回数が高くとも、ファクタリング業務を始めたのがここ最近である場合です。銀行系のファクタリング会社に多いケースです。

貸金業許可をホームページ上に載せてはいるものの、実際ファクタリング業務を開始したのは2年以内だったりすると、実際はそれほど老舗ではないということになります。そういったファクタリング会社は、手数料も相場上限をベースにしていたり、特殊な業種はファクタリング取引ができなかったりという場合も出てくるのです。老舗=優良会社と盲信せず、自分の眼で見て判断して欲しいというのは、これらの理由があったからなのです。

手数料が安くてきちんと資金化できる会社が結局は一番優良

ファクタリングの大前提として、売掛債権を資金化できなければ、老舗であろうと、新しく起業した会社であろうと同じことです。悪徳業者や詐欺業者である場合を除いて、「手数料」「資金化までのスピードが早い」という明確な基準さえ満たしていれば、老舗である必要は全くないのです。

老舗会社はあくまでも基準値として捉えておくべき

老舗ファクタリング会社の特徴を解説してきました。本当にファクタリング業での老舗業者は稀です。信用できる会社であるかどうかは、実際ファクタリングを申し込まないと分かりません。老舗=優良であるという盲信を捨て、自分の眼できちんと判断してファクタリング申込みをすることがもっとも重要です。