少額でも積極的に買取してくれるファクタリング会社 10万円以下でも問い合わせる価値あり!?

ファクタリング会社を選ぶ上で、重要になってくるのが売掛債権の買取限度額です。会社によっては、上限1億円や3億円などの高額な売掛債権の資金化が可能な場合もあります。高額な買取上限額にスポットが当たりがちですが、最近になって少額ファクタリングの需要が徐々に高まっています。

中には10万円以下のファクタリングに対応できる会社も増えてきました。このような少額債権のファクタリングが可能な会社は、結論からいうとかなり重要です。どうして少額債権の買取をしてくれるファクタリング会社が重要なのかまとめてみました。

10万円以下の売掛債権でも問い合わせる価値があるのか?

ファクタリングは売掛債権を早期資金化する、注目の資金調達方法です。ファクタリングの平均資金化金額は200万円前後といわれていますが、潜在需要として30万円以下、10万円以下の少額ファクタリングのニーズも高まっています。ここでは少額ファクタリングの需要の増加について解説していきます。

黒字倒産の増加

2018年に倒産した企業数は463社です。(東京商工リサーチ社調べ)その内、再新期の増収をして倒産した企業は181社で全体の4割にのぼります。つまり黒字倒産が、日本で倒産する企業の4割を占めているという結果になっているのです。

黒字倒産とは、売上があるのに、経費の支払いができない場合に起こる倒産です。売掛債権や手形など、支払いの約束はあるものの、手元に流動資産である預金などが無いためにやむなく倒産してしまうケースです。あと5万円あれば…、あと10万円あれば…という少額の負債で倒産するケースも多いそうです。

個人事業主の増加

個人事業主は年々増加しています。政府の働き方改革によるサラリーマンの副業が解禁されてから、うなぎのぼりに個人事業主の絶対数が増え続けています。2018年には日本の法人数220万社と同じ220万人まで膨れ上がりました。

個人事業主は中小零細企業と同じように、資金繰りを自己管理する必要があります。商品を売るにしても、元手となる資金が無ければ商売は成り立ちません。そこに目をつけたのが、資金調達のプロであるファクタリング会社というわけです。

ファクタリング戦国時代を生き抜くためにあえて逆張りをするファクタリング会社

少額買取をしてくれるファクタリング会社が増えたのには、利用者側の都合だけではなく、利用される側、つまりファクタリング会社側の都合も関係しています。ファクタリング会社の数は、銀行や民間の会社を併せると100社以上にのぼります。

まさに時代はファクタリング戦国時代なのです。全国の法人のうち、ファクタリングを申し込む企業は全体の5割にも達していません。多くの会社がファクタリングとはなんぞや?という状態ながらもファクタリング会社が増え続けているのです。

ファクタリング会社の多くは、建設業や医療・福祉業など売掛額が高額になりがちの業種をターゲットにしています。しかし、ターゲットの業種は数に限りがあるため、資金力の低いファクタリング会社は戦国時代で生き残っていけないのです。

そこでファクタリング会社が取った戦略は「質より量いずれ質作戦」です。質は高額な売掛債権額を指します。量は少額買取をしてファクタリング取引する企業を増やすことです。そしてい「いずれ質」というのは、それまで少額でファクタリング取引を行なっていた企業が成長し、高額なファクタリング取引につながるようにサポートすることを指します。

ファクタリング会社の多くは、ファクタリングだけではなく、経営コンサルタント業や財務コンサルタント業など、資金繰りに直結するコンサル業を併用して展開しています。少額買取で信頼関係を築き、コンサル業を通して取引企業を成長させ、将来のファクタリング取引につなげるという、WINWINの戦略を取り始めたのです。

大手からすれば、「逆張り」とも捉えられる無謀なサービスですが、実はかなり綿密に建てられた経営戦略なのです。

少額債権買取のメリットやデメリットは何?

少額債権買取にはメリットとデメリットがあります。

少額債権買取のメリット

少額債権買取のメリットは、
 必要な資金調達がスピーディーにできる
 ネット完結型が多く資金化までのスピードが速い
 2社間専門が多く債権買取の事実が売掛先にバレない
などが挙げられます。
2社間ファクタリングのメリットがより顕著になっているといえますね。

少額債権買取のデメリット

少額債権買取のデメリットには、
 手数料や掛目によっては損をする場合も
 利益がそのまま手数料として持っていかれるケースもある
などが挙げられます。

ファクタリングの手数料や掛目は基本的に、2社間で10%~30%の手数料で掛目80%~90%が相場です。そのため、仮に10万円の債権買取になると、掛目80%で80,000円-買取手数料が相殺見学の30%(10万円×30%)=50,000円しか資金化できない場合もあります。

売掛の利益が50,000円以下であれば、ファクタリングを行なうことで損をしてしまう場合もあるということを覚えておいてください。もちろん業者によっては少額債権の場合は個別に手数料が違うケースもあります。利用する際には、掛目と手数料を確認し、実際に手元に渡るお金がいくらなのか問い合わせることをオススメします。

少額買取会社の注意点とは何?

少額買取会社を選ぶ上での注意点をまとめました。

ファクタリングではなく売掛債権担保融資の場合も

少額債権の買取であれば問題ありませんが、ファクタリングだと思ったら実は売掛債権を担保にした少額融資だったというケースもあります。お金であることに変わりはありませんが、お金の本質的な意味合いががらりと変わります。

融資は将来的な負債になり、月ごとの利息などが発生します。少額ファクタリングと銘打っていても、実際は売掛債権担保融資だったというケースも少なくないのです。

詐欺会社の可能性

少額債権買取の需要は高いです。しかし、その需要につけ込んで詐欺を行なう悪質な会社もあります。2社間ファクタリングであるため、債権譲渡通知が不要なことを盾にして、売掛先に譲渡通知を行なわないかわりに、手数料以外の金額を支払えというような悪質な場合もあります。

少額債権買取会社すべてが優良会社というわけではないことを、肝に銘じておきましょう。

少額債権を積極的に買取してくれるファクタリング会社こそ大事に!

少額の売掛債権でも積極的に買取してくれるファクタリング会社は、自分の会社や事業が成長したときに大きな助けになります。万が一の場合のつなぎ資金や、流動資産が手元に無い場合の資金調達など、事業運営の資金はどんな場合でも必要です。

今は少額の取引しか対応できませんが、将来自社とファクタリング会社の双方が成長することによって、高額なファクタリング取引もできるようになる可能性が高いです。ビジネスパートナーとして長い付き合いになることを想定してファクタリング取引の活用をオススメします。